メッシの悲願成就か？
いよいよFIFAワールドカップが始まりますね。ファンの間ではどこが優勝するかで激論が戦わされていることと思いますが、今回も難しいですね。私の場合、予想通りになったのは1990年イタリア大会の西ドイツだけで、それ以外はことごとく外してます。これには幼い頃から欧州サッカーを好んできたことから、どうしてもドイツやイングランドに肩入れしてしまう傾向も影響したでしょう。カールハインツ・ルンメニゲの現役時代には何が何でも西ドイツでしたし、マイケル・オーウェンの登場以降はイングランドを希望的観測に基づいて推してましたからね。今はそこまでぞっこんのプレーヤーがいないので、ある意味客観的に予想できる筈ですが、巷間での前評判と何ら変わりません。つまりブラジル、アルゼンチン、フランス、イングランド、スペイン、ドイツのどこかです。
敢えて推すならアルゼンチンですね。リオネル・メッシが現役最高であることは誰もが認めるところで、すでに史上最高とする意見もあります。ただ足りないのがワールドカップのトロフィーなんですよね。勿論それがなくとも史上最高クラスとされるヨハン・クライフもいますが、やはりペレと肩を並べるには是非とも欲しいところです。世界のトップに君臨して早15年、ようやくにして栄冠を勝ち取ることになれば、物語として素晴らしい完結のしかたです。
条件的に有利と思えるのはカタールの暑さです。どのチームもコンディションを保つのが難しいでしょうが、この点で欧州の強豪はより苦労すると思われます。順調に勝ち上がれば準決勝でブラジルと激突することとなり、これが事実上の決勝戦になる気がします。ブラジルを撃破し、決勝では連覇を狙うフランスの野望を挫いて悲願を達成する。是非そうなってほしいと考えています。
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