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70年代デケイドチーム ロイヤルズ編

1969年のエクスパンションで誕生したカンザスシティー・ロイヤルズは3年目には勝ち越しを記録、その後も順調にチーム力を上げてアメリカンリーグ西地区を代表する強豪になります。70年代後半には3年連続でチャンピオンシップシリーズに勝ち上がるものの、いずれもニューヨーク・ヤンキースに敗れてしまいます。しかし短期間での着実な成績向上は新興チームのお手本とされるほど順調なものでした。

その最大の要因は初代オーナーであるユーイング・コーフマンの手腕にあるでしょう。市場規模の小さいカンザスシティーにおいて地域密着の様々なファンサービスに努めて人気を確保しました。これは同時に誕生したシアトル・パイロッツと対照的です。またアメリカンフットボールとの兼用というトレンドに逆らい野球専用球場として建設されたロイヤルズ・スタジアムには外野席はなく、芝生にチームロゴを模したスコアボードと巨大な噴水を備えた画期的なもので、当時最も美しいスタジアムとされていました。


監督   ホワイティー・ハーゾグ

先発投手 デニス・レナード         1 左翼手  ウィリー・ウィルソン
     ポール・スプリットーフ      2 指名打者 ハル・マクレー
     スティーヴ・バスビー       3 三塁手  ジョージ・ブレット
     アル・フィッツモリス       4 中堅手  エイモス・オティス
     リッチ・ゲイル          5 右翼手  アル・カウエンズ
     ラリー・グラ           6 捕手   ダレル・ポーター
救援投手 マーク・リッテル         7 一塁手  ジョン・メイベリー
     ダグ・バード           8 二塁手  フランク・ホワイト
     スティーヴ・ミンゴリ       9 遊撃手  フレディー・パテク
     マーティー・パッティン
     テッド・アバーナシー
     アンディー・ハスラー

いいメンバーです。特に打線は中距離打者を揃えて切れ目がなく、ハーゾグ監督の志向する機動力野球を体現しています。盗塁王経験者を三人も抱えており、チーム盗塁数は優に200を超えるでしょうね。それから生え抜き選手が多いのも特徴で、若手育成が極めて順調に運んだことが分かります。

結局ハーゾグ監督はヤンキースの壁を破れず解任されてしまいますが、セントルイス・カーディナルスに移っても機動力重視の野球を目指して大胆なチーム改革を断行、ワールドシリーズ制覇に導くことになります。

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MLB

Posted by hiro