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ミシガン大オールタイムチーム

NFLのミシガン大OBといえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのはトム・ブレイディーでしょう。しかし大学時代の彼は、それほど傑出した才能の持ち主には見えませんでした。ここではあくまで大学時代のプレーに基づいてベストメンバーを選んでみます。


ファーストチーム            セカンドチーム

WR  アンソニー・カーター      ブレイロン・エドワーズ
LT   ジェイク・ロング         マイク・ケン
LG   スティーヴ・ハッチンソン    カート・ベッカー
C   スティーヴ・エヴェリット    トム・ディクソン
RG   マーク・ドナヒュー       ステファン・ハンフリーズ
RT   グレグ・スクレペナク      エド・マランスキー
TE   トニー・マギー         ダグ・マーシュ
WR  ジム・スミス          デスモンド・ハワード
QB   ジム・ハーボ―         エルヴィス・ガーバック
RB   トニー・ボールズ        ブッチ・ウールフォーク
    リロイ・ホアード        アンソニー・トーマス
PK   ジェイク・ムーディー      アリ・ハジ=シーク

LE   エイダン・ハッチンソン     マイク・ハマースタイン
LT   マーク・メスナー        モーリス・ハースト・ジュニア
RT   グレグ・モートン        ケヴィン・ブルックス
RE   カーティス・グリアー      ダン・ジレク
LLB  ジョン・アンダーソン      メル・オーエンス
MLB   エリック・アンダーソン     ロン・シンプキンズ
RLB  ラマ―・ウッドリー       ロバート・トンプソン
LCB   タイ・ロー           ブラッド・コクラン
RCB   チャールズ・ウッドソン     マイク・ハーデン
SS   キース・ボスティック      マイク・ジョリー
FS   ドワイト・ヒックス       トリップ・ウェルボーン
P   ゾルタン・メスコ        ヘイデン・エプスタイン

こうしてみると、NFLへの選手供給量の多さに比してビッグネームがライバルであるオハイオ州大やUSC等より少ない面が否定できません。大学時代を知らずともプロでの活躍を見ている選手に範囲を広げると、ブレイディー以外にもダン・ディアードーフ、レジー・マッケンジー、ランディー・ローガン、デイヴ・ブラウンなどいますが、どうもOLとDBに偏っています。とくにDLが見劣りしますが、これはボー・シェンベックラー時代のディフェンスが、サイズよりもスピードを重視していたことが原因として挙げられますね。モートンなどDTながら102kg!でしたから… それでいながら「ローズボウル」でUSCの超重量級ラインをスピードで切り裂いて、しばしばロスタックルを決めていました。彼のニックネームが「ビッグ・モー」だったのは、その軽量を逆手に取ったものだったのかもしれません。

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2022年の更新はこれが最後です。皆様良いお年を。