70年代デケイドチーム ツインズ編
アメリカンリーグ創設メンバーワシントン・セネターズは慢性的な観客動員不足に苦しみ1961年ミネアポリスに移転、ミネソタ・ツインズとなります。移転後は観客動員が100万人を突破していたものの、70年代に入ると再び減少して赤字に悩むようになります。この時期の看板選手は何と言ってもロッド・カルーですね。極端なクラウチングから広角に打ち分ける巧打で、当時安打製造機といえば彼でした。特に77年には4割打者誕生への期待を持たせましたが.388に終わっています。
監督 ジーン・モーク
先発投手 バート・ブライレヴン １ 一塁手 ロッド・カルー
デイヴ・ゴルツ ２ 三塁手 ジョン・カスティノ
ジェフ・ザーン ３ 中堅手 ライマン・ボストック
ロジャー・エリクソン ４ 左翼手 ラリー・ハイスル
ポール・サーモッズガード ５ 右翼手 ダン・フォード
ジム・ヒューズ ６ 遊撃手 ロイ・スモーリー
救援投手 ビル・キャンベル ７ 指名打者 トニー・オリーヴァ（対右）
トム・ジョンソン ハーモン・キルブルー（対左）
ロン・シューラー ８ 捕手 ブッチ・ワイネガー
ダレル・ジャクソン ９ 二塁手 ロブ・ウィルフォング
レイ・コービン
ピート・レドファーン
MLBきっての知将で「スモールボール」の信奉者だったモークのチームらしく機動力は十分です。ただ彼の場合、投手についての理解が不足していたという声があります。この時期若手有望株が頭角を現すも、すぐに故障で潰れてしまうケースが目立つのは、もしかしたら彼の起用法に問題があったのかもしれません。特にブルペンが手薄ですね。
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