G-FTB5DFYZ60

ヘッダー

70年代デケイド レギュラーシーズンAL西

1 カンザスシティー・ロイヤルズ   91勝71敗  .562   ー
2 カリフォルニア・エンジェルス   89勝73敗  .549    2
3 テキサス・レンジャーズ      83勝79敗  .512    8
4 ミネソタ・ツインズ        82勝80敗  .506    9
5 シカゴ・ホワイトソックス     80勝82敗  .494   11
6 シアトル・マリナーズ       77勝85敗  .475   14
7 オークランド・アスレティックス  73勝89敗  .451   18


ロイヤルズは終始安定した戦いぶりで、オールスター戦後は一度も首位を譲ることなく逃げ切りました。盗塁王を獲得したウィリー・ウィルソンを筆頭にチーム盗塁数はメジャートップと持ち前の機動力を発揮、首位打者ジョージ・ブレットがMVPに輝く打棒で牽引しました。投手陣ではリーグ最多の283イニングを投げたデニス・レナードが22勝と大車輪の活躍でした。

エンジェルスは終盤追い上げを見せましたが惜しくも届かず。ノーラン・ライアンとフランク・タナナの両輪が合わせて39勝、さらに若手クリス・ナップが15勝と三人で7割以上の勝ち星を上げました。打線ではボビー・ボンズが2年ぶりに30-30を達成、またカーニー・ランスフォードが新人王に輝いています。

レンジャーズでも18勝のジョン・マトラックを筆頭にファーガソン・ジェンキンス、ドイル・アレクサンダーと合わせて49勝と先発陣が奮闘しましたが、ジェフ・バローズ、トビー・ヘアラーといった打の要が不振に陥って足を引っ張りました。

ツインズはバート・ブライレヴンが19勝を上げたもののリリーフエースビル・キャンベルが安定感を欠き、多くのセーブ機会を逸したのが誤算でした。ラリー・ハイスルが34本塁打118打点、.338で打率2位のロッド・カルーに加えてライマン・ボストックも.318をマークするなど打線は活発だっただけに惜しまれます。

ホワイトソックスではスティーヴ・ストーンが17勝したもののジム・カート、ウィルバー・ウッド、スタン・バーンセンといったかつての20勝投手が衰えを見せ、それをカバーする若手の台頭がありませんでした。打撃ではオスカー・ギャンブルがキャリアハイの33本塁打を放ちましたが、中軸たるべきリッチー・ジスクがもうひとつで得点力が下がりました。

マリナーズは15勝のフロイド・バニスター、12勝のリック・ハニーカットの若手左腕コンビが飛躍、打撃陣が軒並み成績を落とす苦境の中踏ん張りを見せて支えました。チーム本塁打数が二桁に激減しながらもフリオ・クルーズが51盗塁をマークして得点力不足を補いました。

アスレティックスではローリー・フィンガーズこそリーグ最多の31セーブを上げて健在でしたが、黄金時代を支えたその他のベテランたちは精彩を欠いて最下位に転落しました。低迷が続くとともに不協和音が燻り無気力なプレーも目立ち、ワールドシリーズ3連覇を達成したチームとは思えぬ凋落ぶりでした。

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Posted by hiro