GO BLUE!
年末が近づくとアメリカはボウル・ゲーム一色になりますね。私が幼いころから応援しているミシガン大が二年連続でCFP準決勝進出を決めています。昨年はジョージア大に力負けの感がありましたが、今年はチャンスありと見ています。フィエスタボウルでTCUを破れば、ジョージア大とオハイオ州大の勝者と王座を賭けて激突することになります。どちらが出てきても楽しみです。ジョージア大には昨年のリベンジを期して、またオハイオ州大は言わずと知れた宿命のライバルですからね。
名伯楽ボー・シェンベックラーが率いていた半世紀前、ミシガン大は全米屈指の強豪でした。レギュラーシーズンの勝率はメジャー校で随一、NFLへの選手供給数でもトップ3には入っていたと記憶しています。すでにオハイオ州大とのライバル関係は熾烈で、当時のビッグ10カンファレンスは「ビッグ2とリトル8」と揶揄されたりもしていました。双方憎しみ合っていたと言っても決して大袈裟ではないオハイオ州大との対戦でもシェンベックラーの在任中は勝ち越しています。ところがなぜか勝負弱い。絶好調に見えながら突如格下相手に取りこぼすことが毎年あった気がします。またボウル・ゲームに極端に弱いこともあって、全米王座には届かなかったのです。
シェンベックラーの退任後1997年にチームは実に半世紀ぶりの全米王座を勝ち取りましたが、この時は結果的にネブラスカ大と分け合う形になってしまい喜びも半減といった感じでしたね。まさかその後凋落に向かうとは夢にも思っていなかったのです。カンファレンス内のライバルはオハイオ州大だけでなくなり、東部を代表する独立校ペン州大の加盟もあって競争は激化、それでもオハイオ州大が度々全米王座を争ったのに対してミシガン大は埋没する形に陥って久しかったのです。
そんな中、大きな期待を持たせたのがかつての花形QBジム・ハーボ―のヘッドコーチ就任のニュースでした。いずれは訪れることと思っていましたが、それは彼がスーパーボウル制覇を成し遂げてからだろうと考えていたのでちょっと驚きましたが、その手腕をNFLでも高く評価されていた彼ならばチームを瞬く間に立て直すだろうと確信していたのです。実際に凋落傾向には歯止めがかかって強豪に復活はしたものの、肝心のライバルオハイオ州大には全く勝てずにいたのです。忸怩たる思いの連続の後、ようやく憎きライバルを破って初のCFP準決勝進出を果たしたのが昨シーズンだったわけです。
今年のレギュラーシーズンでもオハイオ州大には完勝しているので、再戦となれば精神的に有利ですね。もちろん侮れませんが。ただ順当にジョージア大が勝ち上がってくる確率のほうが高いでしょう。難敵ではありますが、昨年のような一方的な展開にはならないと思います。まずはフィエスタボウルを勝って、新年を気分よく迎えさせてほしいと祈っています。
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