G-FTB5DFYZ60

ヘッダー

70年代デケイド レギュラーシーズンAL東

1 ニューヨーク・ヤンキース      99勝63敗   .611   ー
2 ボルティモア・オリオールズ     92勝70敗   .568    7
3 ボストン・レッドソックス      88勝74敗   .543   11
4 ミルウォーキー・ブルワーズ     84勝78敗   .519   15
5 デトロイト・タイガース       69勝93敗   .426   30
6 クリーブランド・インディアンズ   65勝97敗   .401   34
7 トロント・ブルージェイズ      62勝100敗   .383   37

ヤンキースはなかなか波に乗れずに前半戦首位に立つことは一度もなく、チーム内の不協和音も報じられてビリー・マーティン監督解任の噂が囁かれるほどでした。しかしオールスター後に主将サーマン・マンソンが飛行機事故で他界すると弔い合戦とばかりに結束、最後の60試合で49勝を上げる快進撃で制しました。
投手陣ではロン・ギドリーが22勝6敗、防御率2.49でサイ・ヤング賞を獲得、尻上がりに調子を上げ13連勝で締めくくるという圧巻の投球を見せました。野手陣は全員キャリアハイに遠い成績でしたが勝負強さを発揮、ここぞという場面での集中打でビッグイニングを作る展開が目立ちました。

オリオールズはかつての20勝投手マイク・クエイヤーとテッド・マクナリーが衰えを見せ、合わせて僅か7勝しか上げられなかったのは誤算でしたが、シーズン途中先発に転向した若手デニス・マルティネスが10勝、スコット・マグレガーは5勝負けなしと穴を埋めました。救援陣にもサミー・ステュワート、ティム・ストッダードといった生きのいい若手が登場、傘下マイナーから次々と有望株が現れる伝統は健在でした。いっぽうスーパーエースジム・パーマーは抜群の安定感で21勝を上げています。
打撃ではエディー・マレーが打率.300、32本塁打112打点とキャリアハイの数字を叩き出してリードしました。

出足好調で一時は独走体制を築いていたたレッドソックスは、夏場以降自慢の強力打線が突然沈黙するなどして急ブレーキ、ゴールドグラブの常連で固めた野手陣にも大事な場面で凡ミスが目立ってちぐはぐな戦いぶりに陥り最終的にはオリオールズにも抜かれて3位に転落しました。そんな中ジム・ライスは39本塁打126打点で二冠を獲得、大いに気を吐きました。

ブルワーズは17勝のマイク・コールドウェルを筆頭に5人の先発投手陣が二桁勝利を上げ、手薄なブルペンをカバーしました。またポール・モリターとロビン・ヨーントのキーストーンコンビが一・二番に定着、高い出塁率で攻撃をリードして切れ目なく連打で返す打線の繋がりが光りました。

タイガースではエースたるべきマーク・フィドリッチの故障が癒えず勝ち星なしに終わるなど先発陣が崩壊、二桁勝ったのは途中昇格して13勝を上げたジャック・モリスのみという有様でした。ただスティーヴ・ケンプ、ジェイソン・トンプソンといったスター候補生に加えてルー・ウィテカーとアラン・トラメルが二遊間に定着、終盤にはランス・パリッシュ、カーク・ギブソン、リック・リーチがデビューするなど近い将来の飛躍を予見させました。

投打に駒不足のインディアンズはブルージェイズとの最下位争いを制するのがやっと。バディー・ベルの三塁守備が光ったのみでした。

ブルージェイズは惜しくも負けを二桁に抑えることができなかったものの15勝のジム・クランシーと14勝のトミー・アンダーウッドが奮闘、長打力不足の打線も機動力を駆使して健闘しました。

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Posted by hiro