70年代デケイド レギュラーシーズンAFC西
1 オークランド・レイダース 13勝 3敗 地区優勝
2 デンバー・ブロンコス 11勝 5敗 ワイルドカード
3 サンディエゴ・チャージャーズ 7勝 9敗
4 シアトル・シーホークス 6勝10敗
5 カンザスシティー・チーフス 2勝14敗
開幕10連勝と盤石の試合運びを見せたレイダースは終盤ベテラン勢がやや息切れしたものの、NFL随一の層の厚さにモノを言わせて一度も首位を譲ることはありませんでした。爆発的な攻撃力、アグレッシブな守備ともに健在で隙を見せませんでした。
連敗スタートを喫したブロンコスは尻上がりに調子を上げてワイルドカードに滑り込みました。得点力不足を強力な「オレンジクラッシュ」守備陣がカバー、ロースコアゲームに持ち込み競り勝つパターンで乗り切りました。
不安定な戦いぶりのチャージャーズは攻撃に決め手を欠いて苦しいシーズンになりましたが、若手成長株が揃うラインが大きく成長した守備が改善されて大崩れしませんでした。
着実に地力をつけてきたシーホークスは足踏みの1年でした。QBジム・ゾーンの成長が目覚ましく、課題だった攻撃ラインも底上げされたものの、定評のあった守備陣の成績が落ちたことが足を引っ張りました
泥沼にはまったチーフスは開幕6連敗を喫した時点でハンク・ストラムヘッドコーチを解雇しますが状況は好転せず、最終的に連敗は13まで伸びます。長年チームを支えてきたベテランの衰えが顕著で、及第点だったのはキッキングゲームのみという有様では早急な立て直しは望み薄でしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません