70年代デケイドチーム ミシガン大編
記念すべき史上初のボウル・ゲームである1902年のローズボウルで完勝、また4年連続全米王座を獲得するなど20世紀初頭に圧倒的強さを誇ったミシガン大ウルヴァリンズは、ビッグテン加入後ウッディー・ヘイズ率いるオハイオ州大の後塵を拝するようになります。巻き返しを期して68年体育監督に就任したドン・キャナムは、ヘイズの教え子で同様にマイアミ大(オハイオ)を率いていたボー・シェンベックラーを引き抜きます。ここから両校のライバル関係は熾烈さを増し、全米でも最も注目を集めるカードになります。
ヘッドコーチ ボー・シェンベックラー
WR ジム・スミス LE ダン・ジレク
LT マイク・ケン LT グレグ・モートン
LG マーク・ドナヒュー MG ティム・デイヴィス
C ウォルト・ダウニング RT カーティス・グリアー
RG レジー・マッケンジー RE ジョン・アンダーソン
RT ダン・ディアードーフ LLB カルヴィン・オニール
TE ダグ・マーシュ RLB ロン・シンプキンズ
WR グレン・ダウティー LCB ドワイト・ヒックス
QB リック・リーチ RCB デイヴ・ブラウン
RB ゴードン・ベル SS ランディー・ローガン
FB ロブ・ライトル FS トム・ダーデン
K マイク・ラントリー P ジョン・アンダーソン
強力な攻撃ラインに守られリーチが展開するトリプルオプションからのランに加え、スミスへのロングボムも脅威なオフェンスは破壊力抜群。守備も軽量ながら機動力に富むライン、タレント揃いのDB陣が良いです。オハイオ州大との比較では攻撃ラインとレシーバー陣で勝り、LBとキッキングで劣るというところでしょうか。総じて戦力は全く互角、取りこぼしなく最終決戦に臨むことができれば全米王座も見えてきます。
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