70年代デケイドチーム フィリーズ編
19世紀の創設以来、弱小球団の代名詞だったフィラデルフィア・フィリーズは、1971年本拠地をベテランズ・スタジアムに移してから浮上のきっかけを掴み、76年からは3年連続地区優勝を果たすまでになります。投打に看板選手がそろった強力な布陣という印象でした。
監督 ダニー・オザーク
先発投手 スティーヴ・カールトン 1 右翼手 ベイク・マクブライド
ジム・ロンボーグ 2 二塁手 デイヴ・キャッシュ
ラリー・クリステンソン 3 左翼手 グレグ・ルジンスキ
ランディー・ラーチ 4 三塁手 マイク・シュミット
ウッディー・フライマン 5 一塁手 ジェイ・ジョンストン
ディッキー・ノールズ 6 中堅手 ギャリー・マドックス
救援投手 タグ・マッグロー 7 捕手 ボブ・ブーン
ロン・リード 8 遊撃手 ラリー・ボーア
ジーン・ガーバー
ウォーレン・ブルスタ―
ウェイン・トウィッチェル
ディック・セルマ
投手陣は20勝を計算できる大エース、カールトンを中心に充実しています。打線は上位下位とも俊足が多く、彼らをルジンスキとシュミットの大砲が還すパターンですね。ゴールドグラブの常連も多く、守りも堅いです。ワールドシリーズまで行けなかったのは、熱狂的だが辛辣なファンのプレッシャーのせいだったかもしれません。
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