最強の近世城郭
では最強の近世城郭はどこか？ 今回は私の所見であげてみます。当然安土桃山時代の織豊系城郭以降が対象ですから、私が戦国最強と考える小田原城は除外されます。なお築城主は近世城郭としてのもので、戦国期以前に存在したものを改修した場合も含まれます。
１ 熊本城（加藤清正）
２ 江戸城（徳川家康）
３ 姫路城（池田輝政）
４ 名古屋城（徳川家康）
５ 大坂城（豊臣秀吉）
６ 会津若松城（蒲生氏郷）
７ 小松城（前田利常）
８ 松山城（加藤嘉明）
９ 小倉城（細川忠興）
１０ 萩城（毛利輝元）
やはり熊本城でしょう。西洋式に近代化された軍隊の猛攻をはじき返した実績は他の追随を許しません。もっとも江戸城にしても無血開城されなければ、新政府軍は多大な出血を強いられたでしょうね。
姫路城は極めて実戦的な縄張りが素晴らしいですし、名古屋城は惣構が計画通り拡張されていたら江戸城以上に難攻不落だったかもしれません。沼地に浮かぶ小松城の渦郭式縄張り、地形と連立式天守の特長を十二分に生かした松山城の防御力、港を取り込んだ惣構を持つ海城小倉城、山麓に平城を配しながら海に張り出した山頂に詰丸という、まるで戦国山城を踏襲したかのような萩城とどれも個性的で築城主の理念が表れており面白いです。
| 城ミニ[完成品] 熊本城 ケース付き ミニサイズ 加藤清正 日本の城 日本100名城 お城 ジオラマ 模型 プラモデル 城郭模型価格:49,500円 (2023/5/6 22:35時点) 感想(0件) |
