70年代デケイドチーム ベアーズ編
NFLオリジナルメンバーである強豪シカゴ・ベアーズは、伝統的にラン攻撃主体のボールコントロールオフェンスです。これはシカゴ同様寒いグリーンベイのライバル、パッカーズと比べても顕著でミシガン湖から吹き付ける強風が、冬季には大雪や霧をもたらすため安定したパス攻撃を構築できないからです。1972年にはボビー・ダグラスがQBとして破格の968ydを走っていますが、反面パッシングQBが育たない傾向は今も変わりません。トム・ブレイディーやペイトン・マニングがベアーズでプレーしていたら、やはり生涯成績を大きく落としていたことでしょう。
ヘッドコーチ ジャック・パーディー
WR ジェイムス・スコット LE マイク・ハーテンスタイン
LT テッド・アルブレクト LT ジム・オズボーン
LG ノーア・ジャクソン RT ウォーリー・チェインバーズ
C ダン・ニール RE ロジャー・スティルウェル
RG レヴィー・ソリー LLB ダグ・バッフォーン
RT デニス・リック MLB トム・ヒックス
TE グレグ・ラッタ RLB ゲイリー・キャンベル
WR ボー・ラザー LCB アラン・エリス
QB ボブ・アヴェリニ RCB ヴァージル・ライヴァース
RB ウォルター・ペイトン SS クレイグ・クレモンス
FB ローランド・ハーパー FS ダグ・プランク
K ボブ・トーマス P ボブ・パーソンズ
ペイトンにかかってます。タレントに欠けますが、最大の問題はやはりQBでしょう。アヴェリニでは役者不足です。パス力とリーダーシップを備えたQBの登場が待たれます。伝統的に強い守備はまずまずですが、LB陣にテコ入れが必要です。これは史上最強のMLBディック・バトカスの後継を期待されたウェイモンド・ブライアントがパッとしなかったことが大きいです。
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