70年代デケイドチーム ライオンズ編
1950年代にNFL最強を誇ったデトロイト・ライオンズは、63年にヘンリー・フォードの孫ウィリアム・クレイ・フォードがオーナーになると、斜陽化するデトロイトの自動車産業と歩調を合わせるかのように振るわなくなります。そして70年代には勝率5割前後を行き来する平凡な成績に終始します。
ヘッドコーチ リック・フォーザノ
WR フレディー・スコット LE ケン・サンダース
LT ジム・ヤーブロー LT ハーブ・オーヴィス
LG ホーマー・エライアス RT ダグ・イングリッシュ
C ジョン・モリス RE アル・ベイカー
RG ボブ・コワルカウスキ LLB ポール・ヌーモフ
RT ロックニ・フレイタス MLB エド・オニール
TE チャーリー・サンダース RLB チャーリー・ウィーヴァ―
WR レイ・ジャーヴィス LCB レム・バーニー
QB グレグ・ランドリー RCB リーヴァイ・ジョンソン
RB デクスター・バッシー SS チャーリー・ウェスト
FB ホレス・キング FS ディック・ジョーロン
K ベニー・リカルド P トム・スクラダニー
全体的に見て実力者は峠を過ぎ、若手は伸び悩んで世代交代が捗っていません。「シルバーラッシュ」と恐れられることになるイングリッシュとベイカーは例外ですが、他に見るべきものはないです。最大の問題はスキルポジションに人を欠くことでしょう。デトロイトという土地柄ボールコントロールオフェンスは不可欠であり、長らく不在の核となるランナーが欲しいところです。
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