70年代デケイドチーム フォーティーナイナーズ編
創設以来ほとんど5割前後の成績に終始していたサンフランシスコ・フォーティーナイナーズはNFLで初めてショットガン・フォーメーションを採用したパス攻撃主体のチームです。1970年代に入ると3年連続で地区優勝を果たすものの、いずれもポストシーズンではダラス・カウボーイズに跳ね返され勢いを失います。76年に就任したモンティ・クラークヘッドコーチはラン中心の攻撃に切り替えて4年ぶりの勝ち越しに導くものの、意見の相違からジョー・トーマスGMは彼を解雇するという失敗を犯して79年には僅か2勝にまで転落します。
ヘッドコーチ モンティ・クラーク
WR ジーン・ワシントン LE トミー・ハート
LT ロン・シングルトン LT ジミー・ウェッブ
LG ジョン・エイアーズ RT クリーヴランド・イーラム
C フォレスト・ブルー RE セドリック・ハードマン
RG ランディー・クロス LLB スキップ・ヴァンダーバント
RT キース・ファーンホースト MLB フランク・ナンリー
TE トム・ミッチェル RLB デイヴ・ワシントン
WR フレディー・ソロモン LCB ジミー・ジョンソン
QB ジム・プランケット RCB ブルース・テイラー
RB デルヴィン・ウィリアムス SS メル・フィリップス
FB ウィルバー・ジャクソン FS ラルフ・マッギル
K レイ・ワーシング P トム・ウィッタム
攻撃はプランケット次第でしょう。ウィリアムスとジャクソンを擁するランが強力なだけに、かつてドラフト全体一位で指名されながらパッとしなかったプランケットが故郷カリフォルニアで奮起できるかどうかです。守備も「ゴールドラッシュ」と呼ばれるラインが強力で、ハート、イーラム、ハードマンはいずれもQBサックのスペシャリスト。ベテラン揃いのセカンダリー陣も悪くはないので、プランケットの出来が鍵です。
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