70年代デケイドチーム ヤンキース編
1970年代のニューヨーク・ヤンキースを端的に表す言葉は「ブロンクス・ズー」でしょう。ジョージ・スタインブレナーが資金力に物を言わせて大物選手を買い漁り、闘将ビリー・マーティンを監督に据えたことも相まって内紛が絶えないチーム事情を揶揄したものです。スター軍団が各々額面通り働けば当然の結果とはいえ、それをもたらしたのはマーティンの手腕と考えます。プライドが高くアクが強い選手たちを御するのは並大抵の苦労ではないはずで、誰が監督でも勝てたとは思えません。当時のスタインブレナーは現場にも口を出すワンマンオーナーであり、マーティン(及び78年途中で引き継いだボブ・レモン)解任後長期低迷時代に入ります。
監督 ビリー・マーティン
先発投手 ロン・ギドリー 1左翼手 ロイ・ホワイト
エド・フィゲロア 2中堅手 ボビー・マーサー
ドク・メディッチ 3捕手 サーマン・マンソン
ドック・エリス 4右翼手 レジー・ジャクソン
ルディー・メイ 5一塁手 クリス・チャンブリス
ジム・ビーティ― 6三塁手 グレイグ・ネトルズ
救援投手 リッチ・ゴッセージ 7指名打者 ロン・ブロムバーグ(対右)
スパーキー・ライル ルー・ピネッラ(対左)
ロン・デイヴィス 8二塁手 ウィリー・ランドルフ
ディック・ティドロー 9遊撃手 バッキー・デント
ケン・クレイ
前提として選手を複数のチームに選ぶことはありません。つまりレジー・ジャクソンはアスレティックスやオリオールズのデケイドチームには登場しないことになります。
流石の顔ぶれですが、若干先発投手が弱い感ありですね。やはり打のチームと言えるでしょう。
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