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ボクシング黄金時代

2022年5月28日

先日村田諒太選手がゲンナジ・ゴロフキンに負けましたね。といっても試合は見てません。昔はボクシング大好きだったのに何故興味を失くしたんだろうと振り返ってみると、亀田一家がメディアを賑わしたことですね、ハッキリ言って。マーケティング戦略の一環と言えばそうなんでしょうけど逆効果ですよ。世間の注目を集めるという意味では成功だったでしょうが、それはマイナスの効果でしかなかったのではないかと。ボクシングをよく知らない人にとっては、ガラの悪い親子がテレビで傍若無人な態度で傲慢な発言を繰り返すのを見て「ボクシングって喧嘩と同じで不良のやるものだわやっぱり」と思うのでは?通な人ほどそういう危惧を覚えたのではないでしょうか。

本来ボクシングは芸術だと思っています。私が惹かれるのは攻撃的でありながら天才的な防御感を持つボクサーですが、どんなに天性のパンチ力や反射神経を持っていても、極限まで自分の肉体を苛めて鍛え上げないと相手と同じ土俵には上がれないのみならず、培った攻防一体のテクニックが通用しないような逆境に立たされても撥ね退けるメンタルの強さも持ち合わせていないとトップにはなれない、本当に厳しい世界だとは思います。命を危険にさらすリスクを冒してリングに上がる選手たちには見合うだけの報酬があって当然ですが、近年あまりにもショービズ化していると思えるのです。

階級が細分化され団体も乱立、チャンピオンベルトの数が増える。本当に強いのは誰かと知りたい欲求がファンの間で高まると所謂「スーパーファイト」が組まれる。ペイパービューはうなぎのぼりで興行主はウハウハ。そんな構図です。つまりチャンピオンベルトの価値は低下しているわけです。

76年モントリオール五輪で金メダルを獲得し「スーパーエクスプレス」の異名通り瞬く間にスターへの階段を駆け上がってモハメド・アリの後継者となったシュガー・レイ・レナード。そのレナードと歴史に残る激闘を繰り広げたウィルフレド・ベニテス、トーマス・ハーンズ、ロベルト・デュラン、マーヴィン・ハグラ―。彼ら中量級に奪われた人気をヘビー級に取り戻すために生まれてきたかのようなマイク・タイソンとその宿命づけられたライバル、イヴェンダー・ホリフィールド。あの頃のスーパーファイトはまさしくスーパーファイトでした

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Posted by hiro