70年代デケイドチーム パイレーツ編
19世紀から存在し、第1回ワールドシリーズに出場した古豪がピッツバーグ・パイレーツです。近年は長らく低迷していますが、70年代には黄金期を迎えていました。MLBで初めて「オール・マイノリティー・ラインアップ」を組んだことでも有名なダニー・マートー率いるチームは「ザ・ファミリー」と呼ばれる強い結束力を誇っていました。また、当時のパイレーツを象徴するのが「ピルボックス・キャップ」でしたね。何だか滑稽にも感じただけに忘れられません。
監督 ダニー・マートー
先発投手 ジョン・キャンデラリア 1 中堅手 オマー・モレノ
ジェリー・ロイス 2 遊撃手 フランク・タヴェラス
ジム・ビビー 3 右翼手 デイヴ・パーカー
ジム・ルーカ― 4 一塁手 ウィリー・スタージェル
ブルース・キソン 5 三塁手 リッチー・ヘブナー
ドン・ロビンソン 6 左翼手 ビル・ロビンソン
救援投手 ケント・テカルヴィ 7 二塁手 レニー・ステネット
グラント・ジャクソン 8 捕手 エド・オット(対右)
ネルソン・ブライルズ マニー・サンギーエン(対左)
ケン・ブレット
エド・ホイットソン
デイヴ・ジュスティ
さすがに充実した顔ぶれです。スーパーエースこそいませんが穴のない投手陣ですし、打線も快足の1,2番コンビでかき回してそつなく得点するカラーが見て取れます。やはりこのチームの持ち味はチームワークの良さでしょう。精神的支柱スタージェルと当時スーパースター候補生ナンバーワンだったパーカーという新旧リーダーの良好な師弟関係が、それを物語っています。
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