70年代デケイド レギュラーシーズンNL東
1 フィラデルフィア・フィリーズ 89勝73敗 .549 ー
2 ピッツバーグ・パイレーツ 88勝74敗 .543 1
3 モントリオール・エクスポズ 81勝81敗 .500 8
4 ニューヨーク・メッツ 78勝84敗 .481 11
5 セントルイス・カーディナルス 75勝87敗 .463 14
6 シカゴ・カブス 70勝92敗 .432 19
フィリーズは先発投手陣がもうひとつで苦しみましたがスティーヴ・カールトンが孤軍奮闘、24勝を上げてサイ・ヤング賞を獲得する活躍でした。また粒の揃った救援陣が踏ん張って終盤に逆転するケースが目立ち、パイレーツをかろうじて振り切りました。打線ではグレグ・ルジンスキが長期のスランプに陥ったものの、マイク・シュミットが49本塁打116打点と大爆発しました。
パイレーツではデイヴ・パーカーが打率.333、30本塁打121打点で首位打者と打点王を獲得してMVPに輝き、オマー・モレノが77盗塁でタイトルを獲りました。投手陣も4人が二桁勝利を上げ、ケント・テカルヴィが31セーブと安定していましたが一歩及びませんでした。
エクスポズは名将ディック・ウィリアムスの指導のもとゲイリー・カーター、アンドレ・ドーソン、エリス・ヴァレンタイン、ウォーレン・クロマーティ―といったスター候補生たちが躍動しました。投手陣でも途中昇格したスコット・サンダーソンが10勝を上げるなど、今後に大きな期待を持たせる内容でした。
メッツは長打力不足が深刻でリーグワーストの得点しか上げられずに投手陣を援護できませんでした。それでもエースのトム・シーヴァーは防御率2.64でリーグトップ、21勝を稼いだのはさすがです。
カーディナルスは1,2番の出塁率が悪化、打線の繋がりも悪く持ち前のスモールボールが威力を発揮しませんでした。投手陣でもエース格たるボブ・フォーシュが大きく成績を落とし、これを若手が十分カバーできませんでした。
カブスではブルース・スーターこそリーグトップタイの31セーブを記録したものの、先発投手陣が全て負け越しという体たらくで浮上できませんでした。打撃では大砲デイヴ・キングマンが不発でビッグイニングを作れず打ち負けるパターンが目立ちました。
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