70年代デケイドチーム ブレーブス編
この時期のブレーブスと言えばハンク・アーロンに尽きるでしょう。三拍子そろった好選手ではあったものの、より全てを兼ね備えたウィリー・メイズの陰に隠れて日本での知名度はほとんどなかったと思います。もちろん大都会ニューヨークを本拠地にしたメイズに対してミルウォーキーでデビューしたアーロンでは注目度が違うこともありましたが、それ以上にキャラクターの差が大きく影響したでしょう。陽気で快活、華があり常に陽の当たる場所を歩いてきたメイズに比べて地味すぎたのです。それがメイズの通算本塁打を追い越し700本に迫るころから俄然注目を集め、日本でも彼が本塁打を放つたびに報道されるようになっていました。
監督 エディー・マシューズ
先発投手 フィル・ニークロ 1 中堅手 ラルフ・ガー
ディック・ルースヴェン 2 遊撃手 ジェリー・ロイスター
カール・モートン 3 左翼手 ゲイリー・マシューズ
バズ・キャプラ 4 右翼手 ハンク・アーロン
ロリク・ハリソン 5 一塁手 ウィリー・モンタニェス
ラリー・マクウィリアムス 6 三塁手 ダレル・エヴァンス 救援投手 リック・キャンプ 7 二塁手 デイヴ・ジョンソン
マックス・レオン 8 捕手 ビフ・ポコロバ
マイク・ベアード
エディー・ソロモン
セシル・アップショー
パット・ジャーヴィス
厳しいです。頼りになるのはニークロのみ、特にブルペンが弱いですね。打線はそこそことはいえ、峠を過ぎた選手が多いです。また守備も不安だらけです。デイル・マーフィーやボブ・ホーナーといった新星の登場を待つしかないでしょう。
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