70年代デケイドチーム ペイトリオッツ編
低迷にあえいでいたニューイングランド・ペイトリオッツは1973年、ヘッドコーチにオクラホマ大からチャック・フェアバンクスを招聘します。彼は3-4ディフェンスを採用、当初は学生のディフェンスと揶揄されながらも定着させ80年代には主流となっていきます。76年には鳴り物入りで入団しながら期待外れだったハイズマンQBジム・プランケットに見切りをつけ走力のあるスティーヴ・グローガンを起用、リーグ随一のラン攻撃を展開するようになります。またドラフトではマイク・ヘインズをDBとしては当時異例の1巡5位で指名、守備のテコ入れにも成功して強豪にのし上がるのです。
ヘッドコーチ チャック・フェアバンクス
WR スタンリー・モーガン LE トニー・マギー
LT レオン・グレイ NT レイ・ハミルトン
LG ジョン・ハナー RE ジュリアス・アダムス
C ビル・レンカイティス LOLB ジョージ・ウェブスター
RG サム・アダムス LILB スティーヴ・ネルソン
RT トム・ネヴィル RILB サム・ハント
TE ラス・フランシス ROLB スティーヴ・ゼイベル
WR ダリル・スティングリー LCB レイモンド・クレイボーン
QB スティーヴ・グローガン RCB マイク・ヘインズ
RB アンディー・ジョンソン SS プレンティス・マクレイ
FB サム・カニンガム FS ティム・フォックス
K ジョン・スミス P マイク・パトリック
強力なラン攻撃を支えるラインは左サイドが素晴らしいです。特にハナーはNFL最強ラインの名をほしいままにしていました。またモーガンの存在も大きいです。ランに備えてディフェンスが前掛かりになったところで放たれる、リーグ屈指のディープスレットへのロングボムは脅威でした。守備陣ではクレイボーンと類稀な反射神経を持つシャットダウンコーナー、ヘインズのコンビが出色です。タレント揃いの若いチームが勝負強さを身に着ければ、頂点を十分に狙える陣容です。
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