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ザ・ベスト・オブ オリヴィア

オリヴィア・ニュートン=ジョンが亡くなりました。青春時代の思い出がまたひとつ逝ってしまった… いつかは訪れることとはいえ、やはり寂しいものです。

私にとって絶対的な歌姫はホイットニー・ヒューストンなのですが、彼女の登場以前その座にいたのがオリヴィアです。ただそれは音楽性云々の問題ではなく、余りにも可愛く美しかったからです。

ちょうど男女の違いに気付いて性への興味を覚え始めた頃です。それまではアイドル歌手や女優を見て可愛いと思うことはあっても美しいと感じることはなかった。これから男への階段を登り始めるまさにジャストのタイミングで現れたのが彼女でした。

一言で言って造形美です。最大の魅力は大きな目に宿る澄んだエメラルドグリーンの瞳でしょうが、これほど整った顔立ちは往年のハリウッド女優に勝るとも劣らない。まるで宗教画における聖母マリアを前にするような、触ってはいけないと思わせるような厳かな美しさを感じたのです。

日本で知られるようになった頃の彼女は、カントリー調の楽曲が多かったこともあってか何となく垢抜けない印象があって「オーストラリアの田舎娘」的雰囲気でしたが、それがかえって地の美しさを増幅していたような気がします。また透明感のある歌声はまさしくそよ風を運んでくるかのように爽やかでした。

映画『グリース』に出演してからは一気にイメージチェンジ、トレンドセッター的存在にまでなりました。素朴な美しさが都会的で洗練されたものに進化したこの時代の彼女も実に美しいです。「フィジカル」のPVにショートヘアにレオタードという出で立ちで登場したのには、ちょっと驚きましたが。

私にとっての元祖歌姫オリヴィアの楽曲を以下にランキングします。やはり1位はどうしても動かせません。


 1 「そよ風の誘惑」 Have You Never Been Mellow 1975年

 2 「愛は魔術師」 A Little More Love 1978年

 3 「カントリー・ロード」 Take Me Home,country roads 1972年

 4 「フィジカル」 Physical 1981年

 5 「ハート・アタック」 Heart Attack 1982年

 6 「サム」 Sam 1976年

 7 「愛のデュエット」 You´re The One That I Want 1978年

 8 「愛の告白」 I Honestly Love You 1974年

 9 「レット・ミー・ビー・ゼア」 Let Me Be There 1973年

10 「ザナドゥ」 xanadu 1980年

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音楽

Posted by hiro