トリノFC歴代ベストイレブン
1906年12月3日、FCトリノが創設されました。40年代にはセリエA5連覇を果たした古豪ですが、スペルガの悲劇と呼ばれる飛行機事故で当時の主力を失って以来、同じトリノに本拠を置くユヴェントスFCに大きく水を開けられてしまいました。それでもトリノっ子の人気はユヴェントスよりも高いようですね。世界的ビッグクラブであるユヴェントスのサポーターは富裕層であるいっぽう、工業都市として発展したトリノにはブルーカラーが多く、彼らのユヴェントスに対する対抗意識が盛んなのが要因のようです。世界のどこでも大都市においては階層によって応援するクラブが分かれる傾向が見られますね。
個人的にはトリノFCに大して思い入れはないですが、私が好きなプレーヤーだったエンツォ・シーフォが一時在籍していたことが接点ですね。今回は、そんなトリノFCの歴代ベストイレブンを選んでみます。
GK ルカ・マルケジャーニ(イタリア)
DF ジョスリン・アングロマ(フランス)
ジョヴァンニ・フランチーニ(イタリア)
エンリコ・アンノーニ(イタリア)
ジャンカルロ・コッラディーニ(イタリア)
MF レナート・ザッカレッリ(イタリア)
クラウディオ・サーラ(イタリア)
ジュニオール(ブラジル)
エンツォ・シーフォ(ベルギー)
FW フランチェスコ・グラツィアーニ(イタリア)
パオロ・プリーチ(イタリア)
監督 エミリアーノ・モンドニコ(イタリア)
シーフォの場合、何故か生まれ故郷のイタリアでは、その才能を十分に発揮したとは言えません。それでもトリノではコッパ・イタリア22年ぶりの優勝に貢献し、及第点以上の活躍だったと思います。
もう一人忘れられないのはグラツィアーニです。78年アルゼンチンW杯直前まではイタリア代表不動のセンターフォワードでしたが怪我で出場できず、代役として抜擢されたパオロ・ロッシが本大会で大活躍したためポジションを奪われて以降は、その陰に隠れる結果になってしまいました。ロッシとは対照的に強靭なフィジカルと、空中戦の強さを武器とするパワフルなセンターフォワードでした。彼の怪我がなければロッシが世に出る機会はなかったかもしれず、ここにも「持っている」かどうかの違いが如実に表れている気がします。
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