表記に関する悩み
記事を書くにあたって最も迷うのは、英語を日本語でどのように表記するかです。統一感を出すため一応自分なりの法則を設けていますが、それでも悩むことがあります。なるべく発音に近い表記を心がけていますが、日本で一般的に用いられている表記と離れてしまうと何のことだかわからなくなる場合もありますからね。
基本的に人名と、それ以外の固有名詞は分けて考えています。例えばカリフォルニアは発音に忠実に書くならば「キャリフォーニャ」になるかと思いますが、これでは何を指しているかがかえって不明瞭になってしまいます。人名でもMariah Careyは日本で「キャリー」ですが、発音は明らかに「ケアリー」に近く、他の同姓著名人はケアリー表記です。何故マライアだけキャリーなのか理解に苦しみますが、誤認を避けるためにも定着している表記を用います。
それから人名の場合、基本的に「v」には「ヴ」を充てるようにしています。これは綴りが「v」なのか「b」なのかを覚えておくためでもあります。ただし人名でない場合は違ってきます。例えばVirginiaは個人名ならば「ヴァージニア」としますが、州名ならば「バージニア」です。また英語圏で一般的な姓に「ロジャース」がありますが、これはRogersとRodgersに分けられるので、それぞれ「ロジャース」「ロヂャース」を用いています。しかし人名でないLos Angels Dodgersの場合は「ドジャース」です。wiとwhiの場合も同様で、Whiteは「ワイト」に聞こえますが、白色は「ホワイト」で定着しているのでそれに則りますし、Whitも「ホイット」とし、Witならば「ウィット」です。つまり綴りにhが含まれているかいないかで判断しているということです。
いちばん困ったのは大学名ですね。Univer of MichiganとMichigan State Universityはともに州立大学ですが、日本ではそれぞれ「ミシガン大」「ミシガン州立大」と呼ばれるのが一般的です。しかし、これではあたかも前者が州立でないかのような印象を与えます。正確を期すなら「州立ミシガン大」と「州立ミシガン州大」とすべきですが、これでは煩わしすぎます。また州立大学で州名を冠していないものも多いので、頭の「州立」を省くことにしました。パーデュー大やオーバーン大に州名を冠したら、長くなりすぎてしまいますからね。またUniversity of North Carolinaは州名と同じく「ノースカロライナ大」ですが、University of Southern Californiaは州名でなく、境界の明確でない地域を指す呼称にすぎないので「南カリフォルニア大」とします。ミシガン州にもEastern、Western、Northern、Centralを冠する大学がありますが、同じ理由でそれぞれ「東」「西」「北」「中央」です。
これらは氷山の一角であって、基準を設けても結局は個々の案件ごとに決めねばならず例外も生じます。そもそも完璧はありえない問題ですが、なるべく統一感をもって不自然さを感じさせない表記を心がけています。
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