G-FTB5DFYZ60

ヘッダー

日本サッカーが世界を制する日


サッカーW杯はスペインの優勝で幕を閉じました。優勝経験国であるスペインも候補の一角だったとはいえ、今回のメンバーでは決め手に欠けると思っていたので意外な結果です。しかし無敗のまま頂点に立つことが真の王者に相応しいと考える私にとって、今回のスペインは申し分のない戦いぶりであり、しかも失点が1というのが凄いですね。またスポーツと政治を絡めるのは御法度ですが、EUでも殊更トランプ政権に批判的なスペインが、その御膝元で制したことに留飲を下げると同時に、トランプ凋落の予兆を感じさせます。

日本代表はまたしても決勝トーナメント初戦で敗れ、壁を突破できませんでした。予想通りなので何の感慨もありません。優勝を公言していながらの敗退にサポーターは落胆したかもしれませんが、世の中そう甘くないのは当然です。もちろん目標を高く掲げるのは間違いではなく、さらなる高みを目指すには必須でしょう。しかし現実問題として、近い将来日本が優勝はおろか、決勝進出さえ果たす可能性はないと考えます。それはなぜか? 以下持論を述べたいと思います。

私が物心ついたころ、W杯優勝経験国はウルグアイ・イタリア・西ドイツ・ブラジル・イングランドのみでした。その後の半世紀で新たに頂点に立ったのはアルゼンチン・フランス・スペインだけです。では、これからの半世紀で仲間入りする国がいったいいくつあるか? やはりせいぜい三つではないでしょうか。その筆頭候補がオランダであることに異論はないでしょう。ベルギー・デンマーク・スウェーデン・ノルウェーといった北欧勢にも可能性があります。欧州にはクロアチアやポルトガルもいますし、かつて一世を風靡したポーランドやハンガリーの復活もあるかもしれません。南米勢が新たに加わるのは難しいですが、むしろメキシコにはチャンスありと見ます。さらに恐ろしいのはアフリカ勢です。1980年代急激にレベルアップし、近い将来優勝すると期待されながら未だ決勝進出を果たしていません。今や予選を勝ち上がりさえすれば、どこが出場してもベスト4は狙えるレベルの高さですから、壁を乗り越えれば一気に頂点に立つ可能性大です。日本がこれらを出し抜けるのか? 可能性はゼロに近いでしょう。その次の半世紀、つまり100年後ならば決勝の舞台に立てるかもしれません。

Jリーグ発足以来、日本サッカーは目覚ましい進歩を遂げてきました。冗長だった日本リーグ時代のサッカーを知る私としては、今昔の感ありです。世界のどことでも互角に戦えるようになった事実は驚くべきことで、特に戦術眼の高さが評価されているようですが、戦術で世界を制した例はないんですよね。では何が必要かというと個の力で、これは関係者一同異口同音に認めているいるところでもあります。確かに代表チームを海外在籍組だけで構成できるようになったことは、個のレベルアップを象徴するものではありますが、まだ足りないんですよ。本当に必要なのは突出した才能の持ち主が出現することでしょう。

オランダが好例です。弱小国に過ぎなかったオランダにヨハン・クライフという特別な才能が現れ、彼に引き寄せられるように新たなタレントが湯水のように湧き出るという好循環が連綿と今に至るまで続いている。つまりサッカー界のアイコンと衆目が一致するほど別格な存在が必要でしょう。日本人には無理かと思われるかもしれませんが不可能ではありません。スポーツにおける特別な才能の出現が人種や民族を問わないことは、いみじくも野球での大谷翔平選手の活躍が証明しています。サッカー界に大谷クラスが現れれば、100年待たずに世界を制する日が来るかもしれません。しかしそれでもなお、オランダでさえ未だW杯制覇を達成していないことを考えると、非常にハードルは高いと言わざるを得ないでしょう。

ヨハン・クライフ10ユーロ金貨限定!!!価格:1031800円
(2026/7/19 06:04時点)
感想(0件)

サッカー

Posted by hiro