ルーヴル所蔵絵画ランキング
世界最大級であるルーヴル美術館のコレクションは、先史時代から近代までの絵画・彫刻・工芸品など広範な分野に及ぶ膨大なものです。そこで今回は絵画に絞って好きな作品をランキングしてみます。
1 『グランド・オダリスク』 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
2 『ルイ=フランソワ・ベルタン氏の肖像』 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
3 『エステルの化粧』 テオドール・シャセリオー
4 『宰相ロランの聖母』 ヤン・ファン・エイク
5 『屠殺された牛』 レンブラント・ファン・レイン
6 『足なえたち』 ピーテル・ブリューゲル
7 『ホラティウス兄弟の誓い』 ジャック=ルイ・ダヴィッド
8 『アントニオ・デ・コヴァルビアスの肖像』 エル・グレコ
9 『サルダナパールの死』 ウジェーヌ・ドラクロワ
10 『レカミエ夫人の肖像』 ジャック=ルイ・ダヴィッド
11 『岩窟の聖母』 レオナルド・ダ・ヴィンチ
12 『老人と孫』 ドメニコ・ギルランダイオ
13 『シジスモンド・パンドルフォ・マラテスタの肖像』 ピエロ・デラ・フランチェスカ
14 『田園の奏楽』 ジョルジョーネ、ティツィアーノ
15 『オルフェリウスとエウリュディケ―のいる風景』 ニコラ・プッサン
16 『エスランの聖母』 シモン・ヴーエ
17 『切り株につながれた2頭の猟犬』 ヤコポ・バッサーノ
18 『歯を抜く男』 ヘラルト・ドウ
19 『いかさま師』 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
20 『美しき女庭師』 ラファエロ・サンティ
アングルがトップ2を占める結果になりましたが、自分としては当然なんですよね。類稀なほどの精緻なデッサン力を存分に生かしながら、既定観念にとらわれない進取の気性に富んだ巨匠であり、革新的な面と守旧的な面それぞれを代表する傑作が所蔵されているのですから選択に迷いはありません。
一般的にルーヴルはおろか絵画史上最も有名な作品であるダ・ヴィンチの『モナ・リザ』がランク外ですが、これは単に好みの問題です。勿論その超絶的技巧の凄まじさは理解できますが、モデルに魅力を感じないんですよ。絶世の美女と言われたりしますが、私にはとてもそうは見えない。女性として惹かれる部分が皆無なのです。絵画というものは、技法や後世に与えた影響よりも題材に魅力を感じなければ好きにはなれません。もし『白貂を抱く貴婦人』がルーヴル所蔵だったら間違いなく上位に食い込むところですが…
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